温泉の泉質と効能
■ナトリウム-塩化物塩泉(食塩泉)
効能・・・神経痛、筋肉痛、関節炎、慢性皮膚病、他
特徴・・・海沿いの温泉に多い泉質で、保温効果が高いのが特徴。
■単純温泉(単純温泉)
効能・・・神経痛、筋肉痛、リューマチ、疲労回復、他
特徴・・・無色透明で無臭、刺激が少ないため幅広い年齢層の入浴に向いている。
■酸性泉(酸性泉)
効能・・・神経痛、筋肉痛、リューマチ、皮膚病、他
特徴・・・殺菌力が強く刺激が強いが、特に皮膚病に効果あり。
■硫黄泉(硫黄泉)
効能・・・神経痛、関節痛、五十肩、冷え性、婦人病、他
特徴・・・お湯は乳白色で独特の硫黄臭がする。火山地帯の山あいの温泉に多い。
■硫酸塩泉(石膏泉、芒硝泉)
効能・・・神経痛、関節痛、筋肉痛、消火器病(肝臓病・胃腸病・便秘等)、他
特徴・・・旧芒硝泉は引用すると消化器系に効果あり。
■二酸化炭素泉(炭酸泉)
効能・・・神経痛、関節痛、慢性皮膚病、リューマチ、他
特徴・・・炭酸ガスがお湯に溶け込んでいる。引用すると胃腸の運動が良くなる。
■放射能泉(放射能泉)
効能・・・神経痛、リューマチ、高血圧症、更年期障害、他
特徴・・・いわゆるラドン・トロン温泉、温度が低いので長時間の入浴が可能。
■ナトリウム-炭酸水素塩泉(重曹泉)
効能・・・慢性皮膚病、神経痛、他
特徴・・・肌をなめらかにし、美肌効果があるため美人の湯とも言われる。
※カッコ内は旧泉名を表しています。平成6年10月の温泉法改正により泉質の名称が11種類になりました。今回はその内の一部を紹介させて頂きました。