温泉の泉質と効能・特長
温泉法の改正により泉質名が変更されましたが、ここでは一般的に知られている旧泉質名と掲示用泉質名にてご紹介しています。新旧泉質対照表はこちら
単純温泉 (掲示用泉質名:単純温泉)
日本では最も数の多い温泉。泉水1リットルの中に含まれる成分が、1000mg以下で25度以上ある温泉。名前は成分が単純という意味ではなく、含有量が少ないということ。刺激が少ないので「名湯」といわれる温泉が多い。
単純炭酸泉 (掲示用泉質名:二酸化炭素泉)
泉水1リットルの中に1000mg以上の遊離炭酸を含有。炭酸ガスを含んで湧出するので、「泡の湯」とか「ラムネ湯」と呼ばれている。冷鉱泉や温度の低い温泉が多いのが特長。
重炭酸土類泉 (掲示用泉質名:炭酸水素塩泉)
炭酸水素・カルシウム・マグネシウムを主成分とする温泉。他の成分を含んでいる場合が多い。
重曹泉 (掲示用泉質名:炭酸水素塩泉)
泉水1リットルの中に1000mg以上の遊離炭酸を含有。天然の重曹が溶け込んでいる温泉。肌ざわりがツルツルするのが特長。
食塩泉 (掲示用泉質名:塩化物泉)
泉水1リットルの中に1000mg以上の含有成分がある。主成分はナトリウムイオン(塩分)。入浴すると塩分が毛穴をふさぐため、保温効果が高い。
硫酸塩泉 (掲示用泉質名:硫酸塩泉)
他の泉質と混合して湧出する場合が多い。併有する泉質によって「芒硝泉」「石膏泉」「正苦味泉」に分かれる。
鉄泉 (掲示用泉質名:含鉄泉)
その名の通り鉄を含む温泉。よく温まることから「女の湯」といわれる。冷え性・婦人用などに有効。
緑礬泉 (掲示用泉質名:含アルミニウム泉)
泉水1リットルの中に100mg以上のアルミニウムが含まれる温泉。「明礬泉」「緑礬泉」「酸性緑礬泉」に分かれる。
硫黄泉・硫化水素泉 (掲示用泉質名:硫黄泉)
泉水1リットルの中に2g以上の含有成分がある温泉。「単純硫黄泉」「硫化水素泉」に分かれる。皮膚病一般に効く。
酸性泉 (掲示用泉質名:酸性泉)
泉水1リットルの中に1mg以上の水素が含まれる温泉。殺菌力が強く、肌に良い。
放射能泉 (掲示用泉質名:放射能泉)
泉水1リットルの中にラドンが100億分の20キューリー以上含む温泉。不妊症に効果があるとされている。
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